自分らしくって何?ゲイ大学生おすすめのLGBT本3選

カズマ

こんにちは。カズマです。→ Twitterプロフィール

今回は私が今まで読んだLGBT本のなかでも印象に残っていて、皆さんにもぜひ読んでほしいと思ったおすすめLGBT本を紹介します。

1.『「ふつう」ってなんだ?』教育現場や社会でのLGBTについての基礎知識を知るための本

本の内容
  • 日常生活や学校生活での実体験
  • LGBT当事者へのインタビュー
  • 社会でのLGBTへの取り組み

中高生向けと紹介されている本ですが、大人にも読んでほしいなと思える内容の一冊です。

表紙のきれいな絵柄に目を引かれるし、中身も図解ページや写真が多く取り込まれていて、眺めるうちに新しい価値観に触れることができます。

読みどころは、カミングアウトを受けたらどうする?というトピックです!

私もゲイ(LGBTのG)ですが、高校生時代に友達からカミングアウトを受け相談された経験があります。

その時はどうすればいいかわからず戸惑うばかりで何もできず、その友達との関係も崩れて数年間疎遠になってしまいました。

もしその時までのこの本に出会っていたのなら、当事者である自分とも彼ともうまく付き合っていくことができたのかもしれません。まあ、当時は多感な時期で、そんな余裕も世渡りの仕方も全くわからなかったので、仕方ないんですけどね。

そんなことが起こらないようにするためにも、こういった学生のセクシュアルマイノリティなど、基礎的な情報や知識を教育現場で提供してほしいものです。

2.『職場のLGBT読本』企業の人事や上司がアライになるためのポイントも解説

本の内容
  • データから見るLGBT当事者の職場での現状
  • LGBT当事者が職場で抱える問題
  • ケーススタディ・企業での取り組み

LGBT当事者や社会人の方、LGBT当事者の部下や社員を持つ方に読んでほしい一冊です。

近年の社会で大きな流れとなっている多様性を重視した企業の採用活動。

企業の経営課題として女性の積極的採用や社会進出、障がい者雇用に重きを置く企業が多いですが、こちらの本では職場におけるLGBT当事者にスポットをあてています。

2014年の7月には、男女雇用機会均等法のセクハラ指針が改正され、LGBT当事者への差別もセクハラの対象になったことを知っていますか?

まだ多くはないですが、企業のなかにはLGBTの人たちが安心して働けるような環境づくりに取り組み始めているところもあります。

読みどころは、アライになるためのポイントが解説されていることです。

この本では、ストレート(ノンケ)の人がアライ(性的マイノリティを支援する人)になるための話や企業での取り組み例なども多く紹介されていています。

そのため、当事者としても学ぶことが多い本でした。私自身がゲイという視点から偏った社会への見方をしてしまっていたのかなと気づかされるような内容の本でもだったと思います。

違ったジェンダーの視点から見ていくことで間違った差別意識を持たないためにも、LGBT当事者の方にも読んでみてほしい一冊です。

3.『カミングアウト』職場におけるLGBT当事者のカミングアウト

電子書籍版

書籍版

本の内容
  • LGBT当事者が職場や社会生活で直面する問題
  • 「ありのまま」に働ける職場づくりとビジネスでの強さ
  • 著者ジョン・ブラウンの職業人生と100人以上のLGBT当事者への取材を元に語る

社会で働くLGBT当事者の方や、その周囲にいる人たち全員に読んでほしい一冊です。

こちらは世界的に有名な、エネルギー関連事業を展開するBPでCEOを務め、ゲイであることをずっと隠し続けてきたジョン・ブラウンのストーリーを綴った本です。

読みどころは、ゲイの著者自身がアウティングされた経験から職場でのセクシュアリティについて語っているところです。

LGBT当事者である私たちにとって、アウティング(本人の了解を得ずにそのセクシュアリティ等の秘密を暴露すること)以上に心が傷つくような行為は他にありません。

「世界で最も尊敬されるCEO」にも選ばれた彼はアウティングによってその地位を辞任するまでに追い込まれます。心も名誉も傷ついた彼が辞任してから現在の生活に至るまで、そのストーリーがリアルに描かれています。

キャリアとセクシュアリティが密接に関わっていることを再認識させられ、LGBT当事者や周囲の人たちが職場での働き方を考えなおすきっかけになると思います。

私は現在大学生。数年後にはもう社会人として立派に働いていなければなりません。

この本を読んで、私が将来日本のどこかの企業に勤め、生活をしているとき、カミングアウトをしているだろうか?カミングアウトをしなければいけないのか?

私がカナダで見てきたような手をつないで歩く同姓カップル、同僚や友人との会話で異性パートナー、同姓パートナーを持つもの同士が何気なくしている恋話を数年後の日本で見ることができるのだろうか。

そんな、これからの自分を取り巻く環境を考えさせてくれるような本でした。

まとめ:最近の私のゲイとしての生き方

こんな感じで、不定期ではありますが私はよくLGBTに関する本を読んでいます。

実は私の友達で私のことをゲイだと知っている人は数名程度です。それもほとんどカナダでできた友人です。

将来的にみんなにカミングアウトするのかというのは私にとっては大きな問題です。(私に限らず当事者であれば全員だと思うけど)

ただ、いろんなLGBT本を読んでみて、社会の変化を目の当たりにしてきて感じることは、

LGBT当事者の私にとっての社会でのハードル?のようなものは昔と比べると下がってきているのかもしれないなということです。

例えば公的な場でのセクシュアリティに関する発言に気を遣う人が出てきたり、テレビでのLGBT当事者の出演とかいろいろ。。。

ただ、まだ全然十分なものとはいえないのも確かで、自分の在り方に苦しんでいるひとがたくさんいるし、私もその一人です。

カナダに行って、自分らしく生きている人、他を否定しない生き方を見てきて、私もそうありたいなと思うようにはなりましたが、まだまだそれらしい生き方ができてないしそれがどんなものかもわかっていません。

でも、少しずつ前進していけたらなと思っています。LGBTに関する本を読むのもそのための手段の1つです。

この記事を見てくれている人もきっとそんな人達なのかなと思うし、紹介した本はみなさんの生き方の参考になればと思います。読んでみてくださいね。

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